母からのメール by yayako 三連休を京都で過ごされるのか、ペンションのテーブルには大勢のお客様の姿が・・・。 華やいだその空気にちょっと心を高揚させてピアノを弾き終えた私は、春とは思えない冷たい空気の中家路を急ぎました。 帰宅後、携帯電話に届いた母からのメール。 パソコンはマウス操作でギブアップ、携帯メールなんて初めは絶対無理と言っていた母ですが、今は変換も完璧、絵文字まで交えて送ってきてくれます。 ただし、若者の数倍の時間を要してのメール作成作業。 なので、母からのメールは、よ〜く味わって受け取らなければならないと思っています。 携帯メールは、私や子ども達との交流に、今ではなくてはならない母の必須アイテムなのです。 今夜、母から届いたメール・・・それは、アメリカに滞在中の息子から今日の夕方届いたポストカードの内容を知らせるものでした。 戦争が始まってしまって、孫のことが心配でならない母は、おととい私にこんなメールを送ってきました。 ”どうしても気になって、今朝アメリカに送ってみたら、メールちゃんと行ったみたい。” もちろん絶対無理なのがわかっている私は、パソコンで息子の滞在先に、”皆、特におばあちゃんが心配しているからメールを送って。”と送信しました。 (今月初めに渡米以来、一度の電話もなく、メールが一度来ただけなのです。) その後連絡を待っていた母に、ようやく届いた一枚の葉書。 その葉書の内容を、少しでも早く私に伝えたくて、一生懸命携帯メールで再現してきてくれたのです。 母が、これだけの文章を打つのには、随分時間がかかったことでしょう。 ファックスもあるというのに、携帯で手間暇かけて知らせてくれた葉書の内容。 "ホームシックなんてかかりそうもない”という孫からの元気なメッセージは、母にとってとっても大切な一刻を争うグッドニュース。 それを伝える手段は、今や母のからだの一部となった?携帯電話。 長い携帯メールを眺めつつ、私の顔はほころんでいるのがわかります。 おかあさん、ありがとう。お疲れさまでした。 ところで、我が息子よ、うちの方には葉書送ってくれないの? ま、いいけどね・・・。(2003/03/22.Sat) |
ResComment takoyo:ブラボー (2003/03/24.Mon) yayako:孫のことが可愛くて心配で・・・というのはうちの母も一緒♪ 昔のようにのんびりした時代ではないので、いつもハラハラしてるだろうなあ、と思います。 ゆみちゃんのお母さんは可愛い人♪♪ 自分のことは放っておいて、子どもや孫のことに一生懸命だもんね。 余談ですが、うちの母、一度は使いこなせなくて諦めた携帯をまた買いました。 ゆみちゃんのお母さんが、携帯メールを自由に使いこなしている、と私が言ったので、負けん気をおこしたのかしら?(笑) (2003/03/24.Mon) ゆみこ:takoyoさん、yayaちゃん、コメントありがとうございます。 うちの母は、本当に私たちに愛情を注ぎすぎるぐらい注いでくれます。 未熟な私は、時々それをちょっぴり重く感じるときもあるんだけれど、そんな自分を”ぜいたく者、ほんとの大人になりなさい。”と戒めて?ます。 実は、この間二人でお料理教室にいったとき、めちゃめちゃ若く見ていただいて、喜んでました。 yayako's motherは完璧な女性。私の憧れですよ〜。 (2003/03/24.Mon) ばんちゃん:お母さんの健在なお二人さんを羨ましく思います。私は大学の一年の時に母を亡くしました。孝行したい時には親はなし!父親も保険屋で成功するのを見せれずに逝ってしまいました。甘えるのも親孝行,おねだりするのも・・・とも思います。 (2003/03/27.Thu) ゆみこ:ばんちゃん、コメントありがとうございます。 若くしてお母様を亡くされたのですね・・・。このサイトでお部屋を設けているkeiさんも、19歳の時お母様を亡くされました。彼は、カーネーションのお花を持ってお墓参りをされるそうです。 お仕事で成功され、バイタリティ溢れるばんちゃんのお姿、きっとご両親は遠くからご覧になっていることと思います。。。 (2003/03/31.Mon) |