四国四万十川


2003.8

高知からレンタカーで3日間、河口から源流近くまで、
およそ400kmをドライブしました。(お話と写真 by OKsensei)

1.川の印象はまずは、水がきれいで澄んでいます。そしてゆったりと流れています。北へ東へ南へ北へと曲折が大きいが、(地元では、これを「はんぐり。かんぐり」といいます)そのわりにカーブがゆるやかで女性的な感じです。下流では群青色と言っていいほどで、浮遊物などまず見かけません。

2.水がきれいなわけがわかりました。

「護岸にコンクリートがほとんどない」
「流域の山
は青々として、しかも広葉樹が多い。」
「上流にダムが一つも無い。」
  
この三つが四万十の清流を守っているのだと思いました。

3.河口の中村市のホテルの夕食に出た「四万十の鰻」が実にうまかった。中流の
十和村の温泉宿の夕食にでた「四万十の川えび」(ざりがにくらいの大きさ)も絶品でした。

4. カヌーは、下流域に2,3箇所に遊びセンターがあり、30分くらい練習するとわりと
簡単に覚えられました。ベテランのインストラクターのお兄さんに先導されての約4km川下りは、誠に爽快そのもの。左右に深緑の山々、涼しい川風をほほにに受けて、右に左に櫂を操つる感じは「もうgood!」としか言いようがありません。

5.河口から6kmの所で乗った帆かけの舟母船(せんばせん)も明治時代につかわれいたとか。名調子の船頭さんの解説もあって、風情満点。このあたりが海水と川水の混じる「汽水域」でここで全国でも最高品質を誇る「青のり」がとれます。お土産にしました。

私にとって仕事場の先輩であっただけでなく、人としての生き方を教えてくださるOKsensei。
今もお仕事でその力を発揮され、アクティブな旅を楽しまれるご様子に、大いに刺激を受けています。

〜健全な心と体があれば年を重ねるのって楽しいんだ!〜

OKsenseiからの無言のメッセージ、しっかり受け止めたいと思います。 ゆみこ