++微笑みの国マレーシア++ |
アブ・バカール・モスク Abu Bakar Mosque 1892年、サルタン王宮と同じく、アブ・バカールにより建てられた。 サルタン王宮の裏手、小高い丘の上に立つ。ジョホールの人々は 「マレーシアでいちばん美しいモスク」と称えているそうだ。 |
今回の旅行の最終日の朝は、あっという間にやって来た。 午前中はマレーシアへ。簡単に海外旅行ができてしまうのは、島国に暮らす私たち日本人の感覚にはないことだな・・と思う。 マレーシアのジョホール・バルとシンガポールは、国境の土堤、コーズウェイによって結ばれており、毎日マレーシアからシンガポールに国境を越えて通勤している人もいるとか。給料が倍もらえるからという理由らしいが、毎日入国出国を繰り返すのは、それなりに大変だろう。経済状況の良い家庭の子どもは、英語での教育を求めて、シンガポールの学校に通っているともいう。経済格差が教育格差を生んでいる状況は、世界共通のようだ。 シンガポールからあっという間に行けてしまう隣国マレーシアだけど、そこは、確かにシンガポールとは違う空気が流れる「別の国」だった。 |
++再びシンガポールへ++ +アラブ・ストリート Alab st.+ |
金色のドームが美しい |
ここでは、トイレを借りる観光客も 裸足にならないといけない |
ブッソーラ・ストリート Bussorah st。 エスニック雑貨街。アジアの雑貨、ハンドクラフト、テキスタイルなど、 女性の喜びそうなおみやげを買うのに最適。 娘は、弟のためにナチュラルテイストのネックレスを購入。 ここの風景を見た私は、何かとても懐かしさを覚えた。 今思い出しても大好きなこの通り。 ほんの少し立ち寄っただけなのに、とっても不思議・・・ |
シンガポール最後の食事は、シンガポール動物園内のビュッフェレストランで。 その後は、動物園に隣接するナイトサファリを、トラムに乗って廻った。 夜の闇の中をトラムに乗って進んでいく・・・。 目をこらして見ていると、大きなキリンや象が・・・夢を見ているようで神秘的な空間。映画ジュラシックパークで、本の中でしか見たことのなかった恐竜の立体的な動く姿を見たときの驚きと感動を思い出した。 動物たちと人間の境界線としては、植物や水路しか利用されていない。どうしてトラムの所にやってこないのか不思議だったが、ガイドさんの説明によると、それぞれの動物の生態を研究し、飛び越えるための助走距離などを綿密に調べて、やってこないようにしてあるそうだ。 不思議で感動的な体験・・・。 この夜は、ことさら暑い暑い夜でもあった。 その暑さの中、ナイトサファリのエントランス付近では、火を使ったショーが繰り広げられていた。2005年の夏から始まったというボルネオ島サラワク州のトンブア族の踊りは、原始的かつ勇壮で、吹き矢や火吹きの妙技にたくさんの人だかりが見られた。 ナイトサファリを体験した後、いよいよ帰国のため、空港に向かった。 東京組の皆さんともお別れ。 私達3人の便が後なので、別れた後、搭乗までしばらく待つ時間があった。 アッという間に過ぎた丸3日間。盛りだくさんの体験は、とてもエキサイティングだった。 いつもどおりの生活をしていたら、何気なく過ぎてしまう3日間が、忘れられない思い出の詰まった日々となった。 これからも時々こんな風に旅を楽しめたら嬉しいな・・・。 やっぱり元気でいなくっちゃ。 そんな思いを胸に、発ってから5日目の朝、関空に戻ってきた。 |