Happy Trip in Adelaide! 3

++路面電車に乗って++
この日は、娘と二人でトラムに乗ってビーチに行くことにした。
ビクトリア広場から20分あまり、レトロでウッディな路面電車に乗ると、グレネルグというビーチリゾートに到着する。泳ぐ気満々でオーストラリアにやって来た私たちだが、ここの季節も秋に変わろうとしていて、小雨の降るこの日は特に涼しく、泳ぐことは不可能だった。
けれど、サーフィンをする地元の子ども達の喚声がビーチに響いていた。
ビーチは美しく、勉強に疲れたら、すぐここに来られる息子の恵まれた環境を、改めてありがたく、いや、羨ましく思った。
   
ビーチのそばのタウンホールにベイディスカバリーセンターがあり、ここでも無料で様々な展示物が公開されていた。国の歴史や海を大切にしているのだな・・と素敵に思った。
ゆっくり展示物を見た後、トラムの通っているジェティ通りでフィッシュアンドチップスとカプチーノで昼食をとり、またトラムに乗って帰った。
チャイナタウンに立ち寄ったあと、宿に戻って休憩の後、またバスに乗って、授業を終えた息子の所へ。アパート近くで中華の夕食をとった後息子の部屋に戻ると、バーテンダーのバイトの経験があるという同室のマイクが、うやうやしくワインをついでくれた。
10階からの夜景が素晴らしい。
平日は6時にバスがなくなってしまうので、娘と二人で歩いて宿へ戻った。
治安は良く、10分ほどの間夜道を歩いても、怖い感じはなかった。          05.03.04


++何年ぶりだろう動物園++
まずは、セントラルマーケットで買い出しをしたいという息子に付き合う。
メロン大好物の娘は、あまりの安さに大喜び。迷わず購入した。
つぶせばハンバーグほどの大きさもありそうなミートボールの大きさにもびっくり!
バスに乗ってアパートに戻った後、歩いて動物園に向かった。
せっかくオーストラリアにきたのだから・・・という娘の希望だ。
動物園・・・子どもが小さい頃に行ったきり。
まさか今こうしてこどもたちと、こんな所にある動物園に行くなんて、夢にも思わなかったなあ。
動物園までの道は、緑がいっぱいで散策するにふさわしく、園内もゆったりしていて、動物たちも幸せそう。
ワラビーやコアラ、カンガルー・・・そしてとても可愛い現地の子ども達の姿に心を癒されて、動物園を後にした。
  
いよいよ明日はアデレードとお別れ。
「今夜は美味しい食事をしよう」と、姉弟が本でお店を探す。
美味しそうで評判の良いイタリアンのお店を見つけ、そこに行くことになった。
いちばんちびっこの母は、彼らに連れられて・・・・?
生のオイスターもシーフードたっぷりのパスタもピザもどれも美味しかったね。
    05.03.05 
 


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