Exciting Singapore & Smiling Malaysia!
”Raffles Landing Site”  06.06.13


++もりだくさんの一日++    
関西国際空港から約6時間のフライトで、昨夜10時半、シンガポールチャンギ空港に着いた。この空港は、世界ランキング1位の人気空港で、ムービーシアターやプールなども備わっているそうだ。
時差は、約1時間戻る。
藤原紀香似?の現地ガイドアンジさんがお待ちかねで、「ツアーって楽だな」 と思った。
空港の外に出ると、暑い!椰子の木と南国の空気が、私たちを待ち受けていた。
関西からの参加は私たち家族3人だけ。
ホテルも東京組とは別で、日本人はほとんど見かけなかった。イースト・コーストの四つ星ホテルということで、タイの重厚な家具調度品が置かれ、ルームキーのカードを差し込まないとエレベーターボタンを押せない等セキュリティもしっかりしていた。

朝7時モーニングコール。
朝食の後8時半にピックアップしてもらい、東京組14人の待つホテルに向かう。
ランの花植物園から夜のリバークルーズまで、盛りだくさんの1日が始まった・・・            



++ナショナル・オーキッド・ガーデン National Orchid Garden++



シンガポールの国花、ランの花が集められている。
日本にもたくさんのランが輸出されているが、国花とされている
種類のランは、シンガポール国内でないと見られない。


 
世界のVIP、著名人がシンガポールを訪問の祭、歓迎の意味を込めて
新種のランにその人物の名前を付けているとか。ダイアナ妃、雅子様の花も。
静かな東京組の女性たちも、ペ・ヨンジュンの花と一緒に写真撮影を・・・・(*^_^*)
 




++ラッフルズ上陸記念の地 Raffles Landing Site++

180年あまり前シンガポールにラッフルズが第一歩を記した場所。
シンガポール川がマリーナベイに注ぎ込む一角にある。
「シンガポール発祥の地」といわれ、周辺はヨーロッパの面影を
濃く残す。シンガポールの司法や、行政の中心地でもある。



ラッフルズ像と扇椰子(トラベラーズ・バーム)

対岸にはおしゃれなレストランやバーがズラリと・・・
近代的で美しい周辺の風景との違和感にちょっとドキッ!
丸いかごのふたを開けると白い大きな蛇。
傍らには笛を持ったインド系のおじさんが・・・




びっくりしたこと★ シンガポールでは一戸建ての家はかなり高価で、普通の人は公団住宅、
お金持ちはマンションに住むそうだ。給料の20%もの額が、天引き貯蓄されているそうで、
ほとんどの人は、賃貸ではなく分譲物件を購入されるとか。マンションでは洗濯物は見えない
が、公団住宅では外に干されていて、その干し方にびっくり!普通日本では、ベランダで建
物と平行に物干し竿が架けられているが、それが直角にヌッと、窓から空中に突き出ていた。
その干し方に慣れていない外国人のメイドさんが、台に乗って竿を出そうとして、毎年何人か
落下してなくなっている・・・ガイドさんが、そんなことを言っていたけれど、ほんとだろうか?




++マーライオン・パーク Merlion Park++

1972年、当時の首相の提案で作られたマーライオンは、
上半身がライオン、下半身が魚の不思議な容姿の像。
シンガとは、サンスクリット語で、ライオンを意味する。
下半身の魚は、港町シンガポールを象徴している。



ベビーライオン

ここのフルーツスタンドで飲んだ(食べた?)フレッシュマンゴの果肉とシャーベットが
たっぷり入ったマンゴジュースは、濃厚で、とっても美味しかった。フルーツ大好きの私達は、
幸せいっぱい・・・☆ ロンガン・チンチョウというロンガン(龍眼)入り漢方の薬草ゼリー(黒い色)
入りなのが珍しかった。ちなみにこのゼリーには、苦みや漢方臭さはなく、後味さっぱり!





マーライオン(ガイドさん曰く「ママライオン」)は、清掃中だった。(6/5〜7/10)
"EXCUSE ME WHILE I TAKE A SHOWER" の文字と茶目っ気たっぷりの絵が。


post card
裏面には ”I went to Singapore and saw
the Merlion taking a shower!"
と・・・

現地係員らしき男性が、マーライオンがシャワーをしているイラストと、
同じセンテンスの書かれたポストカード&シャワーキャップを配っていた。
この茶目っ気に、口から勢いよく噴水を吹き出すマーライオンの
姿を見られない残念さは、忘れさせられてしまった感じだった。




++セントーサ島 Sentosa Island++

1972年以来、シンガポール政府の観光政策で開発されてきた島。
豊かな自然に恵まれており、「セントーサ」とは、マレー語で「平和と静けさ」
を意味している。シンガポール本土から800m、東西約4km、南北約1.5km。
様々なレジャー施設やアトラクション、ホテルなどが配置され、まだまだ進化が続く。


セントーサ島に向かう超ロングコースケーブル
カーの中から撮影。パパライオンの姿が見える

途中建物の中を通り抜けたりする長い道中は、
ちょっとドキドキ。ご一緒した東京組の女性二人が
私たちと同じ京都弁を話されている。偶然にも
京都市左京区ご出身で、横浜在住だとか。


マーライオンタワー
ガイドさんは、「パパライオン」と呼んでいた。頭上の展望台
で、360度の眺望が楽しめる。タワー入り口近くのホール
では、「マーライオン伝説」のアニメビデオが見られた。


アンダーウォーター・ワールド Under Water World

東南アジア最大の巨大な水槽の中を、83mにも及ぶ透明なアクリルトンネルが
通っていて、そこから水槽内を泳ぎ回る魚を観察できる水族館。年間200万人もの
人が訪れるというセントーサ島の人気スポット。トンネル内には、動く歩道が通っている。


入ってすぐ「タッチプール」というのがあり、ここでは、ヒトデヤナマコスジ貝などに
触ってみることができた。彼らは、一日何人ぐらいの人にタッチされるのだろう。

トンネルを進みながら、頭上をエイヤサメが悠々と泳いでいく
様子を眺めていると、不思議に心が癒されるような感じがした。


    
セントーサ島を後に果物市場へ・・・写真は、ランブータン



・・・わくわくの輪タク&ナイトクルーズ・・・

++トライショー Trishaw++

自転車にサイドカーを取り付けた乗り物で、かつては、庶民の足として
活躍したが、今ではほとんど観光客のための乗り物となっている。

輪タクのドライバーは、若い人から結構年配の人までいて、途中片言の日本語でちょこちょこ説明してくれた。

嵐山や岡崎あたりを走る「人力車」のようなものかと思っていたら大違い!
京都で言えば、四条河原町のような街中をグングン走る、走る!
取り付けられたスピーカーからは、音楽がガンガン流れ、日本の
お豆腐やさんのような「パフパフ〜」という音を鳴らして・・♪
18台の輪タクが群れを成して外側車線を走るのにはびっくり。
素知らぬ顔の街の人たちや車の運転手さん。リトル・インディアやアラブ・ストリート
など下町を走り抜け、がらくた市(フリーマーケット)の中にも躊躇なく突入。
想像もできなかった体験で、とても面白かった(^^)/

多民族国家の中に紛れ込んだ「異邦人=私」であるからこそ、
あんなシチュエーションを思いっきり楽しめたのだとは思うけれど。




Raffles Hotel 
1887年操業。客室は全スイート。
洗練された都市シンガポールを
代表する白亜の美しいホテル。
チャップリンなど、多くのVIPに愛され、「シンガ
ポール・スリング」を生み出したのもここである。
   ラッフルズホテル 


怒濤のような、でもどこかほのぼのとした輪タクの到着地点は、由緒ある
高級ホテルのラッフルズ。到着すると,あっという間に輪タクは姿を消した。

趣あるホテル・アーケードを回り、優雅な雰囲気を味わう。「KAYA」というココナッツ
ベースのジャムのようなものを購入した。トーストにつけると美味しい。

気品あるラッフルズ・ホテル・・・いつか宿泊するときがくるかなあ・・・






++リバー・タクシー River Taxi++

シンガポール川を往復巡行するリバー・ボート・サービス。
運行時間は、8:30〜23:30。10〜30分間隔。




お昼の飲茶に続き、中華の夕食をとったあと、このページのトップに使用した写真で
見られる川のナイトクルーズに出かけた。リバータクシーのスタート地点であるクラーク・キー
は、レストランやバーがズラリと並んでいるナイトスポット。ライブをしているお店もあり、本当に
お洒落な雰囲気で、いっぺんに気に入ってしまった。ショップエリア中程の噴水のところは
ライトアップされていて、とても美しく、モデルさんの写真撮影のようは情景が見られた。

さて、船に乗り込むと・・・・・
目の前に広がる近代的なビルの夜景が、夢のように美しい!
川風も心地良く、現実のものとは思えないような幸せな気持ちになれた☆
(夜景の写真撮影は、ことごとく失敗で残念。)

船着場にたたずむ人たち

盛りだくさんの一日だけど、ひとつひとつを十分に楽しむことができて
初めて訪れたこの場所を好きになるのに十分な時間だった。


ホテルに戻ったあと、ホテル近くのショッピングモールあたりを少し歩いてみた。
シンガポールは、昨年訪れたアデレードとは正反対の、夜遅くまで動いている街だった。

明日は、自分たちの足で歩く一日。さて、どんな風に過ごせるだろう・・・



06.06.13

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