++街角ウォーキング++ |
今日は、終日フリータイム。 ホテルは、カトン地区と呼ばれるエリアに行くのに絶好の場所にあったので、まずは歩いてホテル裏手にあたるこの場所へ。ここは、中国とマレー、ヨーロッパの文化が融合したプラナカン文化の風情が残る数少ないエリアだという。 昼食は、ここでラクサというものを食べよう。 ショッピングモールを覗いたり、スーパーマーケットに行ったりしてみよう。 バスや電車を利用して、繁華街や、昨夜行って素敵だったクラークキーにも・・・ 大まかな計画を胸に私達は、歩き始めた。 |
++カトン地区 Katong Area++ |
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歩道橋から下を・・・ 道路中央には柵があり、二階建てバスが走っている |
可愛らしいお店が並んで・・・ |
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+ヒンズー教の寺院 Sri Senpaga Vanayagar Temple+
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のんびりとカトン地区を散策・・・。シンガポールは治安が良いので、 安心して歩くことができた。オフィスや美容室などのお店があるテナントビルに入ってみると、日本で言う「塾」と思われる所がいくつもあり、シンガポールでも子どもたちへの教育熱が高いことが伺われた。学校教育は英語で行われていて、それぞれの母国語(中国系、マレー系、インド系その他)は、第2外国語で学習されるというのは羨ましく思った。 いわゆる3K(きつい、汚い、危険)と呼ばれる仕事は、ほとんどインドからの出稼ぎの人たちがしているそうで、実際工事現場などで見かける人は、インド人らしき人ばかりだった。彼らは、一日2500円程度の収入だとか。 スーパーマーケットにも入ってみて、フルーツ(生・ドライ)やカヤ、ジュース、ワイン、おつまみ、ヌードル類など庶民的なショッピングを楽しみ、ドラッグストアも覗いてみた。 慣れない土地でのこういう時間は本当に楽しく、大好きだ。 |
++オーチャード・ロード Orchard Road ++
スーパーで購入したものをホテルに置きに帰って、ラクサを食べた後は、バスでオーチャード・ロードと呼ばれる繁華街に出かけることにした。 バス停で表示されている路線図を見て乗るバスを決め、待つ・・・こういう時間も楽しい。 乗り込んだバスは前乗りで、料金を入れてチケットを取る。(取り忘れて行こうとしたら、乗客のひとりが教えてくださった。)降りるのはバス中央部から。 京都市バスは後ろから乗り、前から降りる。チケットはバス内では手にしない。同じ国の中でさえ、バスの乗り方ひとつが違ったりするから、旅って面白い。 二階建てバスの二階部分に座り、地図を手に無事目的地で下車できるよう気をつけつつ、車窓からの風景を楽しんだ。 シンガポールの車の流れは、実にスムーズだった。まず、車の数を増やさないため、各種重税がかけられ、車の価格が日本の3倍もするとか。 また、「中央商業地区”CBD”Central Business District」〜銀行・官庁・オフィスが集まっているビジネス街、シェラトンウェイ界隈と、「シンガポールの銀差」といわれる繁華街のオーチャード・ロード一帯〜に入る車に時間帯に応じた乗り入れ料金を課すという方法もとられている。車が増え、渋滞が起こりそうになると、システムの変更を行って、ERP”Electronic Road Pricing”も導入された。これは、各車に無線システムを取り付け、CBDや高速道路の料金ゲートを車が通過する度に自動的に課金するというもので、日本でも導入されているETCと同じシステムだという。 オーチャード・ロードは、人がいっぱいで、お祭りのようなにぎやかさ。ちょうどバーゲンの時期だというせいもあるのだろうか。 たくさん並んでいる露店やショップを覗いて回り、アクセサリーや普段着など数点を購入。スターバックスで休憩をとった。 繁華街なので、写真撮影はほとんどしなかったのが、少し残念。 |
++ クラーク・キー Clarke Quay++
・・・Free Day 締めくくりは、お洒落なリバーサイドレストランで・・・
オーチャード・ロードを散策した後、昨夜リバー・タクシーに乗る際に行ったクラーク・キーへ。 MRT(Mass Rapid Transit)と呼ばれる電車の東北線に乗ることにした。この電車は、都心では地下鉄となり、中心部を抜けると高架を走るそうだが、私達が乗ったのは地下鉄のみだった。チケットは、1回限りのスタンダード・チケットを購入。運賃1ドル+デポジット1ドルで、デポジットは目的地の駅構内の自動券売機で払い戻しができた。1ドル=75円ぐらいだから、京都市の地下鉄が210円からなのに比べると、ずいぶん安い。 罰金の国★ 何事も罰金で取り締まるシンガポールでは、こんなことにご用心。最高$5000の罰金。 *車内、駅構内でタバコを吸ったり、ものを食べたりしてはいけない。 ツバを吐いたり。ゴミを捨てたりしてはいけない。動物を連れてきてはいけない。 *座席の上に足を投げ出してはいけない。 *車内、駅構内をブラブラ歩き回ってはいけない。etc・・・ 出口の選択を誤り、地上に出るのに90段以上もの階段を上るはめになった。地上に出て川沿いを少し歩いて、この橋を渡ると、バーやライブスポット、レストランの並ぶクラーク・キー到着だ。 着いたときは、まだ明るかったが、暗くなるほどに人が増え、多民族国家シンガポールならではのムードになってきた。 川沿いのテラスでのディナータイムは、とても心地良く、夫はもちろんシンガポール・スリングを・・・。クルーズをするリバータクシーや対岸の灯り・・・夜景を眺めながらの食事のひとときは、日頃の慌ただしさを忘れ、ゆったりと時が流れた。 |
タクシーに乗るため道路に出ると、輪タクに出会った。
クラーク・キーからホテルに戻るときのタクシーの運転手さんは、とてもよく喋る人で、 「日本は素晴らしいけれど、シンガポールは何もない」と盛んに言っていた。 リップサービスのつもりだったのだろうか。中国語訛りの強い英語だけど、この国の人は、 こんな風に誰もが英語を話せるんだな〜と思った。 ホテルに戻ってから、ホテル隣のサロンで、親子3人並んでマッサージを受けた。 めったにないことで、とっても気持ちがいい・・・疲れたときは、たまにはこんなのもいいなあ〜と思うけれど、普段はなかなかできないものだ。 満足・・・! 充実した思いで、眠りに就いた。 |
06.06.14
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