新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年、最後の『中小企業家しんぶん』(中小企業家同友会全国協議会が月3回約4万部発行)12月25日号に、「エネルギーシフトの学習と実践」をテーマにした記事が紹介されました。
記事の詳細は下記の通りです。
今、エネルギーシフトが熱い
【京都・東山支部例会】
京都同友会東山支部は、11月20日、「今、エネルギーシフトが熱い」と題し例会を開催しました。 報告者の河村泰三氏(東山支部長・京都電工(株)代表取締役)は、この7月に岩手で開催された中同協第47回定時総会の第1分科会「エネルギーシフトの学習と実践を」に参加し、大いに触発されました。もとより同社は「街の電気屋さん」として省エネ事業に取りくんでいて、この総会参加を機にさらに周りの会員にエネルギーシフトについての考えを広げたいと報告しました。
報告では、中同協が発行している冊子『エネルギーシフトが新しい経済社会をつくる』をまとめ、パワーポイントにして解説。報告内容を列挙すると、「エネルギーシフトとは何か」から始まり、エネルギーシフトの2つの考え方、「同友エコ」について、エネルギーシフトの5つの実践の視点、中小企業家エネルギー宣言案など、同友会のめざすエネルギーシフトについて分かりやすい説明がありました。
また、日本は海に囲まれているので、洋上風力発電など再生可能エネルギーのポテンシャルが63%もあるという情報も紹介(ちなみにアメリカは30%台)。そして、現在の京都府の再生可能エネルギーの導入促進に関する条例や京都市の助成制度なども紹介し、それらを活用すれば費用的にも無理なく省エネができると話しました。
報告の最後に、自分たちが取り組めることを考えてみようと次の3点を提示。(1)省エネの輪を広げる。(2)省エネ機器への更新を検討してみる。(3)自立型エネルギー設備導入を検討してみる。これらを同友会のネットワークを活用して広げられないかとの問題提起で締めくくりました。
グループ討論では、電力自由化への対応、省エネなどの課題が出され、まず自分たちの意識を変えていくことが大切であると話し合われました。