施工事例

2015.09.18

漏電の原因特定調査は、とても手間がかかります

施工前

施工後

コメント:

「突然メインのブレーカーが落ちて停電していまいました!何とかしてもらえませんか?」といったお電話は、ちょくちょくいただくことがあります。ブレーカーが落ちる原因はいくつかあります。

 

①電気を一度に使いすぎて許容電流を越えてしまった時

②どこかで漏電が発生して漏電ブレーカーが作動した時

③ブレーカー自身の落ち癖がついてしまった時

 

等々、ほかにもあるかもしれませんが通常②のパターンが多いようです。特に大雨が降ったときは、大抵②のケースです。

写真の測定器は、電流値や電圧を測るためのテスターではなく、絶縁抵抗値を測定するための『メガー』と言います。

漏電調査には欠かすことのできない重要な機械です。単位はΩです。2MΩあれば即落ちることはありませんが、絶縁抵抗値が低くなっていると言えます。理想は∞ですが、なかなかそうはいきません。電気器具が不良の場合もあれば、屋内配線が不良のケースもあります。それを1回路の中で、ひとつひとつ丹念に調査して、潰していって原因を絞り込んでいきます。

謎解きゲームのような要素がありますが、とても時間と根気が必要です。明日は早朝7時から漏電調査に出動します。

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