施工事例

2017.07.17

8馬力の床置き型工場用設備エアコンを2台取り替えました

施工前

施工後

コメント:

先週末は、法務省管轄の工場施設で、8馬力の床置き型工場用設備エアコン取替工事を実施しました。施工に当たり、携帯電話・スマートフォン・たばこ・ライター・ペットボトル・水筒などの持ち込みが厳禁されているため、一般のお客様との連絡が滞り、多方面にご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。既設の空調機が、床置き室内機に圧縮機が内蔵され、室外機は冷媒を冷やすだけ(冷房時)のリモートコンデンシング方式だったためか、更新機種も同タイプを希望されました。そのため、新機種でも室内機重量が304Kg、室外機重量が160Kgと非常に重たい機械の入替作業となりました。工事の最初は、『フロン排出抑制法』に基づき、既設機に充填されたフロンガスR22を回収破壊するために専用回収機で回収する作業から始めます。空タンクを氷水につけての回収作業が一台当たりおよそ40~50分かかるので、その間に更新機にオプション品を取り付けて、室内機をダクト型からプレナム型に変身させます。その後、撤去工事→重量運搬→設置工事→冷媒配管工事→溶接作業→ドレン配管工事→真空引き→冷媒漏洩点検→ラッキング工事→チェック運転→試運転 を5人がかりの必死の作業で、何とか予定した工程内に終了することができました。ただ、当機種は、試運転に先だって行わなくてはならないチェック運転に結構時間がかかるため、余裕を持った試運転時間を考慮しなくてはならないという事を、教訓として学びました。

導入メーカー:

ダイキンの旧型8馬力2台を撤去し、SRYP224Bという新型に入れ替えました。リモートコンデンシング式の床置エアコンがダクト式エアコンと兼用になった機種しか発売されていないため、別売品のチャンバーを取り付けて、床置き型に変身させました。

一覧に戻る

お問い合わせ

ページの先頭へ戻る